【黄金ルール】ストレス症状(胃痙攣、舌の血豆、急性胃腸炎、早い生理、扁桃腺の腫れ)に効く方法を解説
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概要
・日常のストレスから来る体調不良はたくさんある。
・胃痙攣、舌の血豆、急性胃腸炎、生理の早まり・遅れ、扁桃腺の晴れはストレスからくる症状の可能性あり!
・睡眠不足や疲れが続くと要注意!ストレス症状に繋がりやすい。
・規則正しい生活がいちばんの近道。十分な食事、睡眠で予防。ストレスは睡眠と瞑想で撃退しよう!

あなたの体調不良、それ、ストレス症状かも?

仕事に追われている現代の女性達にとって、日々の体調管理は必須。

ついつい無理をしがちな一方で、どうしても体調を崩してしまう時がありますよね。
でももしかして、その体調不良ストレスから来てるかもしれませんよ。

あなたはどんな時にストレスを感じますか?仕事で壁にぶつかった時、同僚や上司とうまく行かない時、パートナーとの関係に悩んだ時…。状況が好転していない時はプレッシャーを感じてしまいがちです。

まずはあなたが今悩んでいる症状も含め、ストレスで起きる体調不良の例を見ていきたいと思います。

①胃痙攣

Photo by Ava Sol on Unsplash

胃痙攣(いけいれん)とは文字通り胃壁が痙攣しているかのように腹痛が起きることを言います。具体的な症状は以下の通り。
・みぞおちあたりが急に痛み、継続する。
・腹痛、吐き気、下痢、食欲不振。

この痙攣の症状は1−2時間続くこともあり、非常に苦しく感じることもあります。
そんな厄介な胃痙攣の原因で最も多いのが急激なストレスと言われているんです。

例えば、こんな経験はないでしょうか。

心配事や仕事でいきなりトラブル発生。急な重たい仕事にプレッシャーを感じてしまう。
そうこうしているうちに何だかお腹のあたりが重くなってきた…。

これがストレスを原因とする胃痙攣

そもそも何故人はストレスを感じると、胃に影響してしまうのでしょうか?
普段物事を考えているのは脳、ということは皆様もお分かりの通り。
ストレス=頭痛、であれば納得しやすいものだと思いますが、実はちょっと違っています。
人がストレスを感じた時の体の中の仕組みとしてはまず脳が「副交感神経」をに対し信号を送ります。
この時、副交感神経を通じて胃酸が多く分泌をされるように促されてしまいます。そうすると結果的には胃の蠕動(ぜんどう)運動が促進されます。

ところが、脳からは副交感神経だけでなく交感神経にも命令が出ます。交感神経は胃の血管を収縮させるように働きかけます。これは胃の粘液の分泌を減少させることに繋がります。
胃酸が多く分泌されるのに、胃の壁を守ってくれる粘液が少なくなるとどうなるか?もちろんお腹が痛くなるわけですね。

 

胃痙攣の対策について
胃痙攣はストレス症状によるもの以外にもアニサキス症(寄生虫)や胃潰瘍、十二指腸炎、胆石といった原因でも発生します。原因によって根本的な改善の方法は違うものの、ブスコパン(ブチルスコポラミン臭化物)、ストロカイン(オキセサゼイン)といった薬が使用されることがあります。

また、安中散、人参湯、六君子湯といった漢方薬も効果的と言われています。漢方薬は市販の物もありますので、これを使用してみるのは効果的かもしれません。

普段から胃の調子を整えるにはヨガも効果的です。予防ヨガとして以下の動画も参考にしてみましょう。

②舌の血豆

舌(ベロ)にできる血豆とは、口腔内の血腫や、できものを指します。

・小さな赤または黒い点
・触ると痛みを感じる

このような症状が舌の血豆です。
原因としては歯で傷つけてしまったりすることが代表的ですが、舌は食べ物の味や形を把握する非常に繊細な器官。栄養不足からも異常が起きやすいのです。

ストレス症状のよくあるものとして、舌痛症があります。ストレスが舌の血豆につながることは少なくありません。
通常は一週間ほどで自然治癒しますが、長引く場合は注意が必要です。また黒い点が増殖したり、隆起や潰瘍がある場合はメラノーマや悪性の色素性母斑(ほくろ)の可能性もあります。

③急性胃腸炎

ウイルスや食中毒で急にお腹が痛くなってしまう代表的な症状が急性胃腸炎です。
ですが、この急性胃腸炎には神経性と呼ばれるものがあり、ストレスを原因として発症する場合があります。
・不安や緊張、イライラしてしまった時に急激にお腹が痛くなる。
・腹痛だけでなく下痢を伴う症状がある。
・胃がむかむかする、吐き気がして時々嘔吐を伴う。

生ものや加熱が不十分なお肉を食べたりしたことに心当たりがなければ、ストレス原因を疑ってもよいでしょう。

急性胃腸炎は原因によって対処法が変わりますが、ストレス性やウイルスを原因とするものでも共通しているのは水分の摂取が重要ということです。

嘔吐や下痢により体から水分が失われやすい状態といえます。そのため、脱水状態に陥らないよう常に水を摂取しましょう。

また、食事は量を抑えることが効果的です。
消化が悪いものは避け、おかゆ、うどん、卵、スープ、白身魚などを摂取することをおすすめします。また、ゆっくり噛んで食べるようにしましょう。

④早い生理

日常生活や仕事でのストレスによりホルモンバランスの乱れにつながることはよく知られています。
ホルモンバランスが乱れは生理不順の原因になるのです。

そもそも生理は25日〜38日間の周期で、3日間〜7日間続くのが正常とされています。これよりも早まったり遅れたりすると生理不順と考えられます。

生理の周期が早まるのは「頻発月経」とも呼ばれます。初潮を迎えたばかりの女性や、閉経期にはみられるのですが当てはまらない場合は別の原因を疑ったほうが良いことも。
ライフスタイルを振り返ってみましょう。仕事に頑張りすぎによる疲労、精神的な疲れが強く影響している可能性があります。

⑤扁桃腺の晴れ

https://naitoentclinic.com

扁桃腺(へんとうせん)とは舌の付け根にあるコブのような組織です。口蓋扁桃ともいい、この組織は風邪を引いた時に炎症(腫れ)が起きることがあります。

体が元気な時には扁桃腺はウイルスや細菌から身を守る「免疫」の役割を担っています。のどの入り口の部分にある組織ですので、外から入ってくるものを受け止めているんですね。
そのため、扁桃腺にはウイルスや細菌が付着しやすい構造になっています。付着した病原菌が増殖すると、扁桃腺に炎症が起きるという仕組みです。

これは風邪の症状では?と思われることでしょう。ですがこれもストレスが直接的ではありませんが、扁桃腺の炎症につながることがあります。

ストレスを強く感じる状態が続くと、体の免疫力が低下します。健康な人の体の中にでは免疫力を保つ抗体が分泌されています。ところがストレスはこの抗体の分泌を低くする効果があるのです。

抗体の分泌が低下するとウイルスや細菌と戦う力(=免疫力)が低下します。
こうして、ストレスを感じ続ける状況では扁桃腺に付着したウイルスや細菌が増殖しやすくなってしまうのです。

予防としては当然ながらうがいや手洗いで病原菌の侵入を防ぐこと。ですが一度発症してしまった場合はかかりつけ医に相談し、抗生剤などを処方してもらうことが回復への近道になるでしょう。

ストレス症状を緩和させる「黄金ルール」とは?

ここまでストレスからくる体調不良や病気の症状を見てきました。

予防・そして治療するための黄金ルールはたった一つ。「規則正しい生活」です。

1日7時間以上の睡眠と、朝昼晩の食事を十分に取るようにしましょう。また栄養バランスが豊富な食事を取ることも重要です。

もうストレスが溜まってしまっている…という人は以下のような取り組みを試してみてください。

・ストレッチ
・目を閉じて深呼吸、瞑想
・お風呂にゆっくりと入る

こうしたことで体をリラックスさせてから、長い時間睡眠を取ると効果的ですよ。

 

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