簡単にまとめ髪ができるお団子ヘア。エネルギッシュで子供っぽいイメージが強いですが、実はやり方次第で大人っぽくもまとまるのです。ということで今回は、簡単にできるのにおしゃれ見えするお団子ヘアのパターンとそのやり方について紹介していきます。
お団子ヘアの魅力
お団子ヘアは、顔周りがすっきりと見えるのが一番のポイントです。アップヘアなので涼やかですし、暑い季節にもおすすめ。また、高い位置で結ぶのと低い位置で結ぶのではまた印象が変わってきます。
おくれ毛を出したり、三つ編みをしてからまとめたり、パターンは実にさまざま。上品なものから明るくフレッシュな印象なものまでバリエーションが豊富なので、シーンに合わせて変えることもできます。
お団子ヘア作りのポイント
お団子ヘアは誰でも簡単にできるのが大きな魅力です。基本的には髪をまとめて巻きつけ、ピンで留めるだけで完成。きっちりまとめたい場合には少しきつめに縛り、かっちりと仕上げると良いでしょう。
毛先を巻いたり、毛束を少し緩めたりすることで緩めのお団子ヘアを作ることもできます。適度にウェーブのかかったスタイルなら上品な印象に仕上がるので、オフィスなどのシーンでも大活躍間違いなし。学校にしていく場合には、思い切りトップにお団子を作ってエネルギッシュな感じを出すと良いでしょう。
作り方次第で印象が変わるお団子ヘア
一口にお団子ヘアと言っても、アレンジ方法はたくさんあります。仕上げ方によって、上品で大人っぽくすることもできますし、あどけない少女っぽさを残すことも可能。ということでここからは、作り方や作る位置によって変わるお団子ヘアのバリエーションを紹介していきます。
きっちりベーシック
もっともスタンダードなスタイル。顔周りの髪をほとんどすべてトップで束ね、くるくると丸くまとめたスタイルです。かっちりしすぎるのが嫌な場合には、サイドやおくれ毛を残すとナチュラルでゆるふわな雰囲気に仕上がります。
ベーシックスタイルは、とにかく手軽に作ることができるのが大きな魅力。ゴムとピンさえあれば、初めての人でもすぐに慣れます。トップの髪を少し引き出してふわっと仕上げることで、ナチュラルな印象になります。
高め
お団子ヘアは高めの位置で作ることで、元気でフレッシュな印象に。10代の女性や20代前半の人にぴったりのヘアアレンジです。高い位置にお団子があることでフェイスラインも引き上げられるので、スッキリとした印象になります。トップで髪をまとめることでおくれ毛が出やすいので、あらかじめスタイリング剤を塗ってまとめやすくしておきましょう。
高め位置のお団子ヘアの作り方は、以下の手順で行います。
2.毛束をねじり、そのままくるくるっと巻きつけます。
3.ゴムで大胆に留めれば完成。
ピンで留めた方が安定感はありますが、ゴムだけでもお団子ヘアは簡単に作ることができます。
低め
低めのお団子ヘアは、上品に仕上げることができます。作り方は、以下のステップを参照してください。社会人だけれどどんな髪型がいいのかわからないという人や、おしゃれな髪型にしたいけれど手間がかかるのは嫌、という人におすすめ。基本的な作り方は、以下の通りです。
2.その結び目に巻きつけるようにお団子を作って、ピンで固定します。
3.作ったお団子全体を軽くほぐし、ルーズ感を出します。
好みに合わせて、うなじや顔周りに残したおくれ毛をコテで巻くとさらにゆるふわヘアに仕上がります。
組み合わせることでさらに可愛くなるアレンジお団子
お団子はそれだけでももちろんおしゃれなのですが、ほかの髪型と組み合わせることでさらに可愛く仕上がります。ということでここからは、お団子のおすすめアレンジについて紹介していきます。普段のお団子をもう一工夫してグレードアップさせたい!という人はぜひチェックしてみてください。
メッシーバン
メッシーバンというのは、ルーズに作ったお団子ヘアのことです。海外セレブが始めたことで人気に火がつきました。通常のお団子ヘアのようにかっちりとまとめるのではなく、結び口や毛の流れをルーズにすることで、ラフな印象に仕上がります。
メッシーバンはゴム一つでも手軽に作ることができます。作り方としては、以下の通り。
2.表面を軽く引き出してボリュームを出したら、ゴムで縛ります。
3.ゴムでまとめる際に毛束を少し引き出し、お団子状にします。
4.毛先を毛束に巻きつけたら、中に入れ込みます。
5.バランスを見て、毛束を引き出しルーズ感を出します。
ハーフアップ+お団子
ハーフアップとお団子は、非常に相性が良いです。お団子を作りにくいとされるショートヘアやミディアムヘアの人でも、気軽にチャレンジすることができます。カジュアルな中に上品さがプラスされるので、オフィスにもぴったりです。
作り方は簡単3ステップ!
2.とった髪を丸めて、お団子を作ります。
3.根元をピンやゴムで固定して、軽く引き出せば完成。
驚くほど簡単にできるので、忙しい朝にも手間がかかりません。
ボブ+お団子
女性らしいボブヘアも、お団子との相性が抜群です。ショートヘアでも挑戦できるので、ヘアアレンジのバリエーションが広がります。基本的には、ハーフアップの作り方と同じです。サイド部分の髪を少し残したら、トップ部分の髪を後ろで束ね、固定します。
ショートヘアやボブヘアの人はお団子が崩れやすいので、ピンを使ってしっかりと固定するのがポイント。留めたら少し崩して、出てきた毛はコテやアイロンを使って内側に巻いていきます。そうすることで外に飛び出る毛も気にならなくなります。
下に余った毛はねじって後ろで留めると顔周りがさらにスッキリと仕上がります。
くるりんぱ+お団子
不器用でお団子がうまく作れない!という人は、簡単ヘアアレンジのくるりんぱと組み合わせるのがおすすめです。普段ヘアアレンジをあまりしないという人も、手軽にお団子ヘアを楽しむことことができます。
くるりんぱのヘアアレンジ方法は、以下の通りです。
2.もう一度間を空けて側でくるりんぱをしたら、毛束をほぐす。
3.結び目部分に髪を巻きつけて、ピンで固定する。
くるりんぱとお団子を組み合わせただけのシンプルなスタイルですが、簡単にボリュームを出すことができますし、初心者さんにおすすめです。上品にまとまるので、オフィスヘアとしてもおすすめです。
まとめ
今回は、お団子ヘアのバリエーションとその作り方について紹介してきました。お団子は簡単に作れるヘアスタイルですが、ショートヘアやボブヘアの人はなかなかやりにくいもの。そんな時は「ハーフアップ」などのスタイルと組み合わせるのがおすすめです。
お団子ヘアはシンプルながらも上品にもエネルギッシュにも仕上がるので、高校生から新入社員のオフィスヘアにも、様々な場面で役に立ちます。高めのポニーテールはすっきりとして明るい印象なので、女性ウケがよいです。一方低めのポニーテールは大人っぽく色気があるので、男性ウケが抜群。しかし大切なのは自分の好みなので、気分が盛り上がるスタイルをぜひ試してみてください。